【研修実施の背景】
社会福祉法人品川総合福祉センター様では、バングラデシュ出身の特定技能人材3名を内定。しかし、これまで特定技能外国人を雇用した経験がなく、制度や義務支援に関する知識が十分でないとのことで、当協会にご相談をいただいたのが出会いのきっかけです。
その後、当協会からの人材紹介により、新たにミャンマー出身の特定技能人材2名の採用が決定。同法人が運営する「かもめ園」「かえで荘」で、合計5名の特定技能人材の雇用が始まることになりました。
しかし、今回が初めての特定技能採用ということもあり、「受け入れ態勢の整備不足」や「教育方法が分からない」といった不安を多く抱えておられました。そこで、日本人職員側の理解促進と体制づくりを目的に、今回の管理者向け研修を実施することになりました。

品川総合福祉センターに今年入社した特定技能外国人の5名
【講師紹介】
今回、「管理者セミナー」では、これまで1万人以上の外国人材への教育実績を持つ石原が講師として登壇しました!

<講師プロフィール> 一般社団法人 日本料飲外国人雇用協会 支援本部 本部長 |
【セミナー内容】
今回のセミナーでは、まず制度や法律の基本知識を押さえたうえで、
外国人材を受け入れる際の企業側のマインドセット、そして現場で即実践できる受け入れ体制づくりと教育方法に重点を置きました。
単なる座学ではなく、過去の事例や実際のシチュエーションを交えながら、「知識として理解する」だけでなく「行動に移せる」内容を意識。
これにより、参加者が自施設に戻った後、外国人職員との円滑なコミュニケーションや効果的な教育をすぐに実践できることを目指しました。
第一部:外国人材の受入環境と人材教育
我が国の外国人就労者をとりまく課題と現状
外国人就労者から見た日本
受入側の準備・環境構築
第二部:外国人材への教育のポイント
“受講生の立場”で模擬体験
伝え方の工夫・学習効果を高める設計方法の解説

セミナー資料と、外国人材教育のオリジナルテキスト
最後には、実際に特定技能人材が働く施設の方々を中心に、多くのご質問をいただき、現場での関心の高さを強く感じました。
もちろん今回の研修だけで、全ての課題を解決することはできませんが、お互いを理解し合い、同じ目線で向き合って教育することの大切さを共有できたことは、大きな一歩だと感じます。
企業様にとっても、外国人材にとっても、より良い職場環境づくりにつながることを願っています。
私たちはこれからも伴走しながら、外国人材と企業様双方の支援を続けてまいります!
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日本料飲外国人雇用協会では、
外国人材は短期的な入れ替え人員ではなく、
日本人と同じように “育成する” ことが
企業の人材戦略として必要不可欠だと考えております。
「どのタイミングで、何を学ばせるべきか?」
当協会では、外国人材の新入社員から管理職まで、一貫した教育を支援。
これにより、長期的な活躍を促進し、企業の人材戦略を強化します。
「外国人材の教育やスキルアップに課題を感じている」
「長期的に活躍できる人材育成をしたい」
などお考えの方は、是非お気軽にお問合せください!
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