2024.12.16
特定技能外国人の支援者累計、2000名突破のお知らせ
お知らせ
この度、当協会が支援する特定技能人材の累計人数が2000名を突破いたしました。
これもひとえに、日頃からご協力いただいている企業様、そして日々懸命に働いてくださる特定技能外国人の皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
近年、日本の深刻な人材不足への対応策として、特定技能制度に注目が集まっています。昨年6月には、永続的な就労と家族帯同が可能な「特定技能2号」の対象分野が、従来の2分野から11分野へと大幅に拡大されました。この改定により、特定技能制度を活用した外国人労働者の受け入れは加速しています。さらに、制度施行から5年を迎える中、政府は2024年度からの5年間で特定技能人材の受け入れ枠を82万人に引き上げました。これは、2023年度までの設定人数の約2.4倍にあたり、特定技能制度を通じた人材不足の解消が、企業成長を後押しする重要な鍵となることが期待されています。
私たちは、外国人材が日本で安心して働ける環境を整え、彼らが日本企業でその力を最大限に発揮できるよう支援を続けてまいりました。加えて今年からは、特定技能1号の方々がさらなる専門性を身につけ、長期的な就労を可能にするための特定技能2号試験対策講座を提供しています。また、新たに採用された外国人材向けの新入社員研修プログラムも展開し、外国人材が即戦力として活躍できるよう支援を強化しております。これらの取り組みは、職場への早期適応や離職率の低減を目指すものです。その成果が企業の発展につながるとともに、地域社会との共生を促進し、持続可能な日本の未来を目指して取り組んでおります。
この2000名という節目はゴールではなく、次なる挑戦へのスタートラインです。これからも、外国人材と受け入れ企業の架け橋として、共に未来を創り出す支援に取り組んでまいります。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
代表理事
田口 直樹